全理連中央講師会・新年研修会

平成22年2月22日

中村文昭氏講演
コンクールミッション発表


中村文昭氏

基調講演会「出会いこそが宝である 人のご縁ででっかく生きろ」

IMG_2386.JPG・ ・始めに根津幹事から中村氏のご紹介で開演しました。
一風変わった出で立ちでステージに上がられると、皆さん少々驚かれたようです。中村氏は、全国様々な場所で講演会を行っています。企業や学校関係が多いようですが、老人ホームや刑務所などでも行うそうです。
連泊も49泊50日が最長だとか…。
話の内容は、今現在に至るまでの経験を中心に進みました。
そして、ある焼鳥屋にて運命の方(師匠)と巡り会ったのです。
その師匠との会話の中で「なんのためにしているのか?」という質問攻めから結局は自分のことしか考えていない事に気づいたのです。
師匠に弟子入りをして大事なことを学びました。
それが以下の4つになります。
・ ・師匠から教わった4つの「鉄の掟」
・ 1、「頼まれごとは試されごと」 仕IMG_2387.JPG事を頼まれる際、 自分に頼んだ人は、自分を試していると考えることで、 頼んだ人の予測を上回(やる気と効率アップ)する事で 頼んだ人に感動を与えると言うこと
2、「0.2秒で返事をする」 損か得かを考えるのでなく何時もお客さんの立場になって考える事で 「あなたに対してNOは無い」お客さんの事を考え返事をする
3、「出来ない理由を言うな」 何もしないで 何も考えないで 動く前から出来ないと言う理由を言うな やってみてどうしたら出来るかを考えろ
4、「今できることを探してやれ」 何をして良いのか分からないときは、今何が自分に出来るかを考え探して 出来ることからやれ

中村氏いわく、素直な気持ちを持ち続けていれば難しいことではないと…。
我々の理容業においても、また社会全体にも精通することだと感じました。
これから先も沢山の人たちとの出会いをして、ご縁をいただき成長していきたいと思います。
本当にありがとうございました。



第62回全国大会の参考作品として、我々中央講師会のメンバー(各部門4名)が、競技要項を基に2月22日大阪で行われた研修会にて、参考作品を発表いたしました。
この作品は、あくまでも選手が作品を作るうえで参考としていただくものです。
これらの作品はすべて模範作品ではなく、ひとつのイメージと捉えて更にすばらしい作品を創っていただくための参考になれば、との思いで作成いたしました。
各都道府県の選手及び教育関係の講師の方々は、これらの作品を更にすばらしい作品へと進化させていただき、全国大会を目指してください。
また、各都道府県の強化訓練及び説明会・審査員への説明会等で要請があれば、制作に携わった講師の出講も行ないます。

第一部門 クラシカルカットファッションカテゴリー

出てくる疑問
①「クラシカルカット」とは?
審査要項(審査の基準)の最上位に「クラシカルカットの基本技術を見る」と記載されており、カット技術は最重要事項。
あわせて「ファッションカテゴリー」であるので「デザイン」も重要である
②「ナチュラル」な「ぼかし」とは?
競技要項には「ネックラインはシャープであること」と記載されているので、セニングのみのナチュラルなぼかしでは、ネックラインと繋がらない 「ナチュラル」な「ぼかし」とは、そのモデルと、デザインに自然にとけ込む「伝統的なクラシカルカット」を活かした「テクニカルで違和感の無いぼかし」と解釈
③「ツーブロックは可能」
「デザインに効果的」 「インナーはクラシカルカットの基本的な表現から外れず」   「過度でなければ良い」と判断

   ※制作にあたった講師からのアドバイス!
今回のミッションにあたり感じたことは、この第一部門を通して、各々が理容師として、ヘアデザイナーとしての感性が問われ、評価される競技内容として、新しい可能性を感じました。 また一般消費者に、今までになくアピールできるものと思います。       

制作担当講師
山本 博司   稲葉 孝博   白川 丈晴   村上 重雄

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13.jpg作品G
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第二部門 レディースカットモードスタイル

     ※制作にあたった講師より

ディテールにおいての考え方について

◎似合わせ・フォルム
「フォルムを大きく作る」 「高さを求める」ことなどから、よりモデルに合った バランスのいいフォルム作りを目指して欲しい。
◎似合わせフェイスライン
顔周りのデザインは、ヘアデザイン優先ではなく、モデルの個性を生かしたカットライン・質感等で表現いたしました。
◎質感・起毛・毛束感
根元からの機械的な立ち上がりから、コンテストヘアでありながらもよりナチュラルで新しさを感じさせる起毛状態を表現いたしました。 ◎カラー
第61回大会では「ネオンカラー」が禁止であったが、今回はデザインと調和のとれた上品でクオリティーの高いヘアカラーが求められる。
★仕上り審査において着席の有無に関わらずモデルのポーズは自由となる
★トータルファッションとしての提案もポイント
★テーマをとらえると創造しやすくなる 制作担当講師
中谷 嘉孝    槻舘 一信    木下 裕章    大桃 祐一

17.jpgエスニックロマンティック
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フィンガーでナチュラルに仕上げた柔らかな立体感、ゆるやかに落ちる毛先等、素朴さと甘さを併せ持つ女性らしさを品良くナチュラルに表現したフェミニンスタイル。ふんわりストリュームで純真無垢な少女っぽさをアピール。

19.jpgソフィスケートエレガンス

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都会的なクールさと上品さを併せ持ったシースルーボブ。インナーに施されたカールにオーバーセクションのストレートタッチを重ね、最小限の動きで最大限の自己主張。懲りすぎない技あり表現で、高貴な女性らしさを演出。

21.jpgソフィスケートモダン
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けっして派手さはないが、控えめでいてもどこかおしゃれな雰囲気のあるスタイル。柔らかさの中にもレイヤー表現を生かした艶感のある質感を表現した。衣装やアクセサリーのチョイスも重要となる。

23.jpgマニッシュ
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グラマラスな雰囲気を狙ったデザイン。ドライヤーとカールアイロンの相乗効果により、作りこまずあえてカジュアルに仕上げる。3色のカラーリングで深みと立体感を表現し、モデルの持っている雰囲気を最大限に引き出せるようにすることを心がけた作品。

25.jpgマニッシュモダン
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あえてアンバランスを狙ったスタイル。毛先のウェーブ感は、カールアイロンならではの持ち味を生かした質感にしてある。どことなく懐かしさを感じる全体のフォルム、ショート部分からの流れは理容技術の特長を生かした作品である。

27.jpgモダンアクティブ
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毛流れも、カラーも、思い切ったスタイルでゴージャスとは違う開放的な大胆さを表現。作りすぎるのではなく、自由な、楽しい、動きのあるイメージがぴったりと似合うパンチの効いたモードスタイル。なお、全作品共通のテーマとして、「カジュアル」という時代性を意識し、「わざとらしさからの脱却」を図った。

第三部門 TRICK

競技規定
①TRICKのベースカットのレイヤー、グラデーションの組み合わせによって作られる「フォルム」が表現されているかをみる
②長さの変化(長短)がしっかりと分かるア・シンメトリーなデザインであるかをみる
③モデルの個性を活かし、バランスがとれた「似合わせ」がされているかをみる。
④ブランドカットの良さが表現されつつ、セニングダウンカットによる毛先の軽さやなじみ、トリックラインカットによる大胆な動きが表現されているかをみる。
⑤テーマである「リラックス&ラグジュアリー」をイメージし、ヘアスタイルと衣装のトータルバランスがとれているかをみる
⑥TRICKが提案するパーマ、カラーが効果的に施されているかをみる

制作担当講師
辻 泰伸    的場 康造    力久 昭浩    安達 敬

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[注意事項]

これらは2010全理連中央講師会コンテスト・ミッションによる独自の研究発表です。
あくまでも可能性を考えた参考作品であり、各種目の見本や方向を示す作品ではありませんので、誤解のないよう充分にご注意ください。